ブラジル・パンタナール便り・・・・
カテゴリ:イグアスの滝( 1 )

2006年 12月 23日
イグアスの滝 ブラジル側
この間、ガイドの仕事でイグアスの滝に行った。
3度目の訪問で、今回が一番しっかり滝を見た気がする。

そして色々と気になったこと・・・・・。

自然写真家の案内をしたのだけれど、国立公園内の余りの変わりぶりに驚いた。公園緒設備が見違えるほど良くなった。

特にブラジル側のお金の使い振りが凄い。

30分毎に公園内を走るバスは環境?(というよりも環境保護先進国から来た外国人)を配慮して騒音と排気ガスがほとんどない電気バス。

公園入口にはお土産屋とビジターセンター、やたらとユネスコの世界自然遺産を強調した無意味な巨大施設。

公園内アトラクションや遊歩道も増えようだ。その所々にも小奇麗な土産屋もさりげなく配置。購買力をそそる。

公園一番奥の滝の落ちる前の開けた場所には、レストランと巨大土産屋・・・・・。

昔はこのレストランのある川辺でたくさんの蝶が見られたのが今回はほとんど目視出来なかった。
季節にもよるのだけれど、鳥や蝶の姿を目にする機会が少なかった気がする。6日間も滞在したにもかかわらず・・・・・・

そういえば昔たくさんいたイグアス名物のアカハナグマも全然見られなかった。ガイドの話だと観光客が無闇に餌を与えすぎて、人に慣れて食料欲しさに人を襲うようになったので、公園管理局が観光ポイントから離れたところで餌付けして遊歩道近辺に出没しない対策をとっているとのこと。

だんだん日本人好み(アメリカ文化に汚染された)の観光地になってきた。むしろ俗物化されたと表現した方が正しいのかもしれない。
ブラジルがリオと肩を並べて世界に誇れる唯一の世界的観光地だから仕方がないのだろう。

イグアス観光をする客は「滝だけ」を見物に来ているから別に滝のある広意義での自然環境(生態系)に目が向かないの当然のこと。

案内している現地ガイドもフィールド知識はほとんど勉強していないようだ。(僕が普通に見られる鳥を20種類くらい説明してあげたら現地ガイドは関心していた・・・・)ま、滝とダムのうんちくだけで一般観光客は満足するのだから別に細かい自然情報を伝える必要性がないのだろう。

それにしても、もったいないな~~。

メインの滝見学にしろ「悪魔ののどぶえ」を中心に見ているだけで、その周りある大小数々の滝をあらゆる角度から眺めた風景は素晴らしいのだが・・・・・

滝の水しぶきに掛かる虹を見ながら色々考えました。

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by pantanalinbrazil | 2006-12-23 00:00 | イグアスの滝