ブラジル・パンタナール便り・・・・
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2011年 10月 23日
日本初!光るアリ塚ツアー催行!!
1999年から通い始めたかなり僻地にある自然保護区、「エマス国立公園」。

ブラジル中西部3州、ゴイアス州(GO)、マット・グロッソ州(MT)、南マット・グロッソ州(MS)の州境にある、それぞれの空港所在地からかなり離れている、最低距離の場所でもMS州のカンポ・グランジから400kmも離れている場所の為、一般観光地としては知られていない。

でもここは、ブラジル五大主要生態系の一つ、「セラード」(ブラジリアン・サヴァンナ)を代表する生態系(特に潅木草原)が残っている唯一の保護区。

年間の雨量が少なく、大木の森林が形成されず、その潅木疎林の草原には無数のシロアリ塚が点在する。たぶん白アリ塚の密度は世界一(パンタナールのワニの数よりも多い!!)といっても過言ではないはず。

そのシロアリの塚が夜になると鮮やかな緑の光を発し、訪れる人たちを驚かせる・・・・・。

某テレビ局でも何度も放送されて、昨年末には超有名人「龍馬」もここに来て、有名になりつつもある。

番組案内者としての私もこのエマス国立公園滞在はたぶん150日は越えていると思われる。
しかし、これだけ多くの日数を費やしているにも関らず、一度も観光客を連れてきたことはなかった。

特別な自然ドキュメンタリー制作には向いているが、日数の限りがある日本人観光客には絶対に訪問は無理だろうと考えていた・・・・・

でも、その時間的、物理的、経済的にも訪問困難なこの場所に来たい、この珍しい自然現象を是非見てみたいという、ご夫妻から連絡があったのです!!

そして日本の友人が勤務する旅行社を介して日本初の光るアリ塚ツアーが催行されました。


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エマス国立公園を流れる清流フォルモーゾ川。

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広大なセラードの丘陵地帯で見られる夕焼け。

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珍しい自然現象を見に来たM川ご夫妻!そのバイタリティーさと好奇心に脱帽です!

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天気は小雨模様でくづついていましたが、無事緑色に光を放つアリ塚を見ることができました。
でもこればかりはいくら写真に収めても実際に自分の目で見ないとその不思議さと素晴らしさは楽しめないでしょう・・・・・・ちなみにこの写真はM川さんが撮影されたものです。
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by pantanalinbrazil | 2011-10-23 08:00 | セラード エマス国立公園